こんにちは。革製品やミニマルなグッズが好きなK.Tです。今回は、私が普段使用している日本ブランド Lemma(レンマ)の二つ折り財布 trikiti(トリキティ) について、使い勝手・質感・長所短所をレビューしてみます。
製品概要とスペック
まずは基本情報を整理します。
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | Lemma(レンマ) |
製品名 | trikiti(トリキティ) |
サイズ | 約 W8.7×H9.3×D1.5 cm |
重さ | 約 63g |
素材 | 外装:プエブロレザー/内装:オリジナルレザー(混合鞣しなど) |
カラー展開 | ナポリ、コニャック、タバコ、オリーバ、ネイビー、ペトローリオ、ブラック など多数 |
収納/仕様 | お札入れ1/小銭ポケット1/カードポケット1/鍵入れ(小物ポケット)2ヶ所 |
価格帯 | 約 ¥14,300(税込)前後 |
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質感・デザイン
プエブロレザーが持つ表情、マットな手触りとヤスリをかけた独特の風合いがとても魅力的です。触ると硬さがあり、革ならではの厚みと安定感を感じます。私はネイビーを愛用しています。

革には外側はプエブロレザー、内側はオリジナルレザーが使われているので、2種類の経年変化を楽しめるのも良いところです。
折り返しが付いている部分は小銭を収納するポケットですが、私は小銭を持ち歩かないので代わりにカードを収納しています。

内側の全容はこんな感じ。お札やカードがチラッと見える程度なので、財布内が非常に落ちついた雰囲気になるのが気にいっています。

使い勝手と収納性
良い点も気になる点も含めて、実際に使ってみて感じたことをまとめます。
良い点
- コンパクトさ
前ポケットに入れても邪魔にならない程度のサイズ感。鞄の小ポケットにもすっぽりと収まってくれます。普段キャッシュレス決済が多め、現金・カードの枚数がそれほど多くない人にはちょうど良い。 - 収納バランス
お札がしっかり入る+カードも数枚収容可能。 - 革の経年変化(エイジング)が楽しめる
プエブロレザーの外装は使い込んでいくことでツヤが出てきたり、色の深みが増したり、表面の表情が変わってきます。使い込んでまだ半年ですが既に愛着が湧いています。(経年変化を楽しめるのが革財部を使う醍醐味だと感じています…!)
気になる点・注意点
- 小銭入れの使い勝手
小銭ポケットが小ぶりで、初めて使うときは硬さがあって取り出しにくく、中身が見えづらい。特に小銭を多く使う人には慣れが必要かも。 - 革の馴染むまでの硬さ
新品の状態だと革が硬く、財布の開閉・小銭の取り出し・カードの出し入れが少し硬め。しばらく使って馴染んでくると改善されました。普段から使っていればこの点はあまり気にならなくなります。
総合評価とおすすめ対象
最後に、この財布がおすすめな人・注意したほうがいい人を整理しておきます。
向いている人 | あまり向かない人 |
---|---|
✅ スマートにミニマルに持ち歩きたい人 | ❗ 小銭を頻繁に使う・大量に持ち歩く人 |
✅ カラーや革の風合い、経年変化にこだわる人 | ❗ カードをたくさん入れたい人 |
✅ ポケット収納性を重視しつつもサイズ感を抑えたい人 | ❗ 開け閉め・ホックの硬さが気になる人 |
✅ プレゼントやギフトとして、見た目・質感が重要な人 | ❗ 短期間で使い勝手を重視したい人(慣れが必要なため) |
価格・デザイン・質感を考えると、コストパフォーマンスはかなり高いです。14,300円という価格帯で、手作業の作りや革の質・仕上げを考えれば満足度は高いと感じます。
まとめ
Lemma trikiti(トリキティ)は、「コンパクトでありながら必要な収納を備えた二つ折り革財布」として非常にバランスが取れた製品です。特に革好き・ミニマリスト・見た目と質感を重視する人にとっては、魅力の多い財布だと思います。
ただし、小銭使いが多い方やカードをたくさん持ち歩きたい方にとっては「馴染むまでの硬さ」や「収納力の限界」がネックになる可能性があります。購入を検討するなら、使い始めの慣らし期間も見越しておくと良いと思います。
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